japanese old cabinet | 古い家具を新しい鍼灸院に

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こんにちは、aoiです。

私は、現在自宅にて女性のための鍼灸院を開いています。

今回の記事は、鍼灸院に置いてある家具についてのお話しです。

鍼灸院の開業準備を考え始めた当時、はりやお灸など施術に使う道具を収納する棚 や 待合室のテーブルなど院内に置く家具は

なるべく新しく物を買わない 』と自分のなかで決めていました。

中でもお気に入りの1つは、はりやお灸など施術に使う道具の収納棚。

これは、むかし祖母の家にあった茶箪笥。

今は新しく家を建て、当時の祖母が住んでいた家はありませんが、この茶箪笥は実家の倉庫にずっと眠っていました。下の写真が倉庫にあった時のです。埃まみれで中に物がごちゃごちゃしてる状態。

たまたま、実家の倉庫で色々探し物している時に、この棚が目に入り、ピン!と

アイディアが浮かんで、これを新しく開業する鍼灸院で使おう!

これに、はりやお灸、東洋医学の本や吸い玉を置いたら絶対合う!

収納もたくさんあるから、使う道具の在庫もたくさん入るじゃん!

そうイメージが沸いたら即行動!

早速、祖母を呼んできて、これ欲しい!と伝え了承を得る

中身のものやら引き出しやら、ガラスの引き戸を取り外す(ガラスにシールを貼ったのは間違いなく子どもの頃の私と弟たち。なぜ貼った?子どもの頃って、じいじばあばの家のあらゆるところにシール貼りがち)

埃をはらい、綺麗に拭き掃除

仕事の合間をぬって何日かかけて少しずつ綺麗な状態にしていきました。とてつもない達成感◎ そして我が家 兼 鍼灸院にやってきたこの茶箪笥。( 下の写真です。ガラス戸は取り外して使っています。)

子供の頃、祖母の家にあった時のことを思いながら、時を経て、こうして新しい形でこの茶箪笥を迎え入れることができて、見るたび、触れるたびに、その懐かしさを思い出し、心の糸がほぐれていくような、そんななんとも言えない穏やかな感覚になります、、、。

古いものと新しいものとが調和する。

なんでも量産する時代の中で、何か大切なものに気づかせてくれたこの茶箪笥。

いつか私のもとから離れ、誰かの手に渡ったとき、その誰かもそういう感覚になってくれたら嬉しいなあ、、、と思いながらこの記事はこれにて終わりにします。

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